2006年10月22日

Firefoxでスクラップ(2)

1年以上前、Firefoxで「紙」のようなWebスクラップするための記事を書いたことがある。これはその続編である。

■ScrapBook(拡張機能/フリーウェア)
(http://amb.vis.ne.jp/mozilla/scrapbook/)

最新版は1.2.0.6(06.10.2公開)。1年前はまだ1.0にも達していない状態だったが、現在も精力的に改良が続けられているが、特に大きな改良点は以下。

・取り込み前編集モード(ブラウザ右下に追加されるアイコン。ページの取り込み前に、ScrapBookの編集機能を有効にする)
・ブックマーク機能(Webページを取り込まず、ブックマークとしてScrapBookのサイドバーに保存)
・リストビュー(リスト形式でエントリーを表示)
・Firefoxのメニューバーに「ScrapBook」メニューを表示(プルダウンメニューから取り込みも可。エントリーの一覧も表示される)

最後のメニューバーの機能は意外と便利。私の環境では他の拡張機能とコンフリクトするのか、なぜかScrapBookのメニューがコンテキスト(右クリック)メニューに表示されないことがあるので、たまに使うことがある。

ちなみにレイアウトにもよるが、取り込んだ際のWebページの再現性は、IEコンポーネント経由で取り込む紙よりも、Gecko経由で取り込むScrapBookのほうが優れているようである。一方、個々のデータ管理に関しては、紙のほうがわかりやすいと思う。

■Firefoxプラグイン for 紙copi(拡張機能/フリーウェア)

紙copiはIEコンポーネントを利用しているため、非IE系ブラウザとの連携は、一部の動作を除いてはほとんど機能しなかった。ところがやはり要望が多かったのか、今年の8月、Firefox1.5対応のプラグイン(拡張機能)がユミルリンクより公開された。この拡張機能をインストールし、設定ダイアログで紙copi本体と作業データフォルダのディレクトリ(パス)を指定すれば、FirefoxでもIE同様に紙の取り込み機能を使うことができる(挙動に一部違いあり)。

なお、インストールするには、ユミルリンクの該当ページをFirefoxで閲覧する必要がある。また、この拡張機能は紙copiでも紙copi Lite(旧・紙2001)でも使えるが、対応する紙copiは2.51以降、紙copi Liteなら1.962以降になるので、インストール前に紙のバージョンを確認すること。

■IE Tab(replaces IE View)(拡張機能/フリーウェア)
(http://forums.mozillazine.org/viewtopic.php?t=297798)

FirefoxのレンダリングエンジンをGeckoからIEコンポーネントに切り替え、タブで開くという拡張機能。Windowsに限定されるが、これを使えばIE系のブラウザを使わなくともFirefoxで紙が使えるようになる。Firefoxで紙を使うための、おそらくは一番安直な方法。レンダリングエンジンの切り替えはSleipnir2でもできるが、タブごとに切り替え表示ができるのがポイント。なお、Mac版Firefoxにもインストールはできるが、設定ダイアログでMac版IEのパスを指定しても、IEコンポーネントに切り替えられるわけではないようだ(切り替えると、プラグインをインストールするよう指示される)。
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Operaについては、以下のフリーウェアがVectorなどで公開されている。以下、参考までに紹介。

■KamiCombiOP(http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se398295.html)

Operaで閲覧しているWebページを、紙の「箱」(フォルダ)にHTML形式で保存するというJavaアプリ。作者はZepp氏(http://www.k4.dion.ne.jp/index.html)。

紙の取り込み機能はWindowsのOLEドラッグアンドドロップに依存しているのだが、Operaはそもそも描画エンジンがOLEドラッグアンドドロップに対応していない。そのためFirefox以上に紙との連携が難しかったのだが(デフォルトで取り込めるのはテキストぐらい)、このソフトを使えばHTML形式で取り込めるようになるという。なお、私はMacにもOperaをインストールしてはいるが、このソフトはVirtualPCでないと試せないので、まだ実験はしていない(VirtualPCにはOperaを入れていない)。


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狂暴な共謀罪(10):最近の新聞

Yahoo!Japanのニュース検索他で最近の新聞記事をざっと調べてみた。Yahoo!の全国紙検索で記事の数を見ると、タイトルに「共謀罪」を含む記事は、10月は毎日5、読売1、産経は0といった具合。産経は6月以降でみても0。いくらなんでも偏りが大きすぎる気が・・・(==;)「共謀罪などで産経の読者が逮捕されるわけがない」とでも考えておられるのだろうか・・・。


・安倍氏「共謀罪」「防衛省」も優先…臨時国会への対応(読売新聞・9/3)(注1)
(http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe6600/news/20060903i113.htm)

・教育再生で与党協議会 党首討論18日で調整(産経・10/5)
→「社会保険庁改革関連法案と、「共謀罪」新設が柱の組織犯罪処罰法改正案については、それぞれ与党間、与野党間協議の推移を見極めて対応する。」
(http://www.sankei.co.jp/news/061005/sei004.htm)

・民主「共謀罪」で全面対決へ 過去の政府見解挙げ批判(読売新聞・10/6)

・社説:共謀罪 「必要」の論拠は確かなのか(毎日新聞・10/6)(注2)
(http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20061006k0000m070159000c.html)

・共謀罪:創設、攻防再び 条約批准に必要か(毎日新聞・10/9)
(http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/archive/news/2006/10/09/20061009ddm012010004000c.html)

・ことば:共謀罪 (毎日新聞・10/9)
(同上)

・<共謀罪>米の条約留保知りながら外務省「問題ない」と答弁 (毎日新聞・10/20)
(http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20061021k0000m010043000c.html)

・<共謀罪>政府vs日弁連 HPで論戦過熱 (毎日新聞・10/20)
(http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20061020k0000e040066000c.html)

・「何もしゃべれない社会は嫌だ」 共謀罪に無言の抗議(朝日新聞・10/17)
(http://www.asahi.com/national/update/1017/TKY200610170460.html)

・少年法改正案、今国会成立見送り・政府与党(日経新聞・10/21)
→「「共謀罪」の創設を盛り込んだ組織犯罪処罰法等改正案や……信託法の成立を優先」が理由
(http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061021AT3S2000V20102006.html)

・共謀罪めぐり法務省、外務省、日弁連がネット上で論戦(朝日新聞・10/21)
(http://www.asahi.com/national/update/1021/TKY200610210145.html)

・特報:『共謀罪』法案 今週審議入りか(東京新聞・10/22)
(http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20061022/mng_____tokuho__000.shtml)

国民の猛反発を買い、二〇〇三年三月の国会提出以来、成立が見送られ続けてきた「共謀罪」法案。来年七月の参院選を見据え、現在の臨時国会で成立させたいはずの与党だが、なぜか「重要五法案」(注3)からはずしている。野党は「死んだふり」と断定するが、早期審議入りはあるのか。外務・法務両省が反対派の日本弁護士連合会に激しく反論しているのも「アリバイづくり」なのか。


(注1)自民党総裁選前、共謀罪について、「安倍氏は、2000年に国連総会で採択された国際組織犯罪防止条約を批准するための国内法整備である組織犯罪処罰法改正案に関して『イギリスではテロを未然に防いだ。条約を結んでいる以上、国内法を整備する責任は果たしていくべきだ』と」主張している。そんな安倍氏率いる安倍内閣が「重要五法案」(注3)から共謀罪を外しているからこそ、違和感を感じざるをえないのではないか。

(注2)共謀罪導入に関する政府の論拠
「条約の批准には、犯罪の未遂より前の段階で加罰できるように共謀罪か結社罪を導入しなければならない、結社罪は憲法の結社の自由に触れるため共謀罪を創設する、創設して条約を批准しないと、テロ対策や国際犯罪対策で各国が連携を深める中、世界の孤児になる……といった説明を、政府は繰り返してきた。」

(注3)文中の「重要五法案」とは、以下の5つの法案を指す
(1)教育基本法改正案
(2)テロ対策特別措置法改正案
(3)防衛省昇格法案
(4)国民投票法案
(5)北海道道州制特区推進法案
posted by liger-one at 20:00 | TrackBack(0) | 狂暴な共謀罪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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