2007年03月16日

時枝誠記『国語学原論』が文庫化

何気なく「国語学原論」で検索をしていたら、岩波文庫のページに、時枝誠記の主著『国語学原論』の書誌情報が掲載されていた。サイトの新刊情報を見てみると、日付が「2007年3月16日」となっている。2分冊だが価格も735円(上巻)と値段も手頃になっている。

単行本の『国語学原論』は、A5版で550ページ(本文)というボリュームの大著で、古本でも3〜4000円はする本だが、三浦つとむの仕事に大きな影響を与えたこの本が、文庫で容易に手にはいるようになるのは喜ばしいことだと思う。

ちなみに『原論』には、発展編である『国語学原論・続篇』もあるのだが(ボリュームは『原論』の半分程度)、ぜひこれも文庫化してもらいたいものである。


岩波書店
http://www.iwanami.co.jp/index.html

岩波書店・今月の新刊一覧
http://www.iwanami.co.jp/shinkan/index.html

(07/4/22追記)まだ下巻は手に入れていないが、上巻はすでに入手している。単行本では旧字旧かなだったが、文庫では新字新かなに改められている。宮下眞二(英語学者、『現代言語学批判』(勁草書房)の共著者の一人、故人)あたりが見たら怒り出しそうな気がするが(==;)、読みやすくなったことだけは間違いない。
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2007年03月11日

ものの見方考え方:目次

人生記録雑誌への協力

■こう考えるのが正しい
まえがき
序論 正しい考え方についての科学を学ぼう
第一章 「あれかこれか」と「あれもこれも」
 1 ライオンが強いか鉄砲が強いか
 2 どういう条件で結論を出したかをしらべること
 3 形而上学的な考えかたと弁証法的な考えかた
第二章 コトワザの中の弁証法
 1 「悪に強きは善にもと、世のたとえにもいうごとく」
 2 ほんとうの正直と「バカ正直」
 3 あやまちのマイナスがプラスになるように努力しよう
 4 イロハガルタは毛沢東につながっている
 5 全体と部分との関係を理解すること
 6 妥協の問題――まわりみちの重要性
 7 全体を見ながら決定的な部分に力を注げ
第三章 一面では変りがないが多面では変っている
 1 見かけが変っても根本的な性格は変らない場合
 2 見かけは変らないが根本的な性格が変っている場合
 3 働くこと自体に不満はないのだが……
 4 労働者が株を買うことの意味
 5 対立物の相互浸透ということ
第四章 指導と自主性は両立する
 1 指導者についてのあれかこれか
 2 指導者は協力者でなければならない
 3 人多き人の中にも人ぞなし
 4 組織における対立物の相互浸透
第五章 量と質との関係について
 1 量質転化の法則――部分の質は変らないが全体の質が変る
 2 牛若丸と飯つぶ
第六章 新興宗教の理論をうちやぶるために
 1 病気はなおるかなおらないか
 2 部分的な真理を全体におしひろげる
 3 人間のありかたを自然に押しつける
 4 全宇宙は天皇のものであるという結論
 5 人間は生れ変ると創価学会は言うが……
 6 宗教は幸福をもたらすか
第七章 矛盾とはどういうものか
 1 矛盾の本質・矛盾の二つの種類
 2 矛盾は立体的な構造をとる
 3 矛盾はたがいに影響しあう
あとがき

「影の王国」をめぐって

■1たす1は2にならない
失敗を科学する
 失敗をしたときはだれでもはずかしい
 失敗を科学すれば
なぜ失敗するかを考えよう
 失敗にもいろいろござる
 人間に失敗はつきもの
経験は万能の神ではない
 仲良くしていては競争にならない
 経験にだまされる
死んだら神さま仏さま
 推理もゆきすぎると
 苦しいときの神だのみ
 死んだら神さま仏さま
うまい話には気をつけろ
 冬来たりなば春遠からじ
 くりかえしか偶然か
「純粋」に考えると失敗する
 地上を走っても地下鉄とは
 「不純」にもよいことがある
 木が三本以上あれば森というか
“いじわる"にしかとけない問題
 のろのろ走っても高速道路
 1たす1は2にならない
 常識のおとしあな
なぞときのすすめ
 「あれ」でもあり「これ」でもある
 ああ失敗は成功のもと
あとがき

■『こころとことば』※
もう一人の自分(その一)
もう一人の自分(その二)
もう一人の自分(その三)
もう一人の自分(その四)
もう一人の自分(その五)
打ち消しのことば
過去の回想と未来の推量
もう一人の自分との対話
二重うつし

三浦つとむ著作目録

※単行本の7〜15を採録
posted by liger-one at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | The Tsutomu Miura Archives | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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