2008年08月13日

紙copi Net


kamicopi.jpg私が「紙2001」の存在を知ったのは今から4年ほど前になる。

Webページやメモを簡単に保存し整理できるこのソフトは、かつてこのブログでも紹介したこともある。

「紙2001」は「紙copi Lite」と名を変えたのち、昨年9月をもって開発中止となってしまったが(ダウンロードは可)、有料版の「紙copi」は現在も開発が続けられており、今でも仕事で愛用している。

それらネイティブアプリに対し、先日登場した「紙copi Net」(http://kamicopi.net/)はいわゆるWebアプリである。対応ブラウザさえあればMacやLinuxでも利用できるばかりか、機能に一部制限はあるものの携帯電話やiPhone・iPod touchでも使うことができるという優れものである。簡単なアンケートに答えてユーザ名とパスワードを設定すればすぐに使うことが出来る。

Webアプリとはいえ、Macでも紙copiが使えるようになったのは感慨深い(intel MacならばParallelsのコヒーレンスモードなど仮想マシンの機能を使えばWindowsアプリをネイティブアプリのように振る舞わせることはできるが、私のiMacG5のようなPowerPC Macでは無理)。

ローカルファイルの一括取り込みは今のところWindowsにしか対応してなさそうなところや、書いたメモのバックアップ(あるいは書き出し)はどうなるのか、情報のセキュリティ面は大丈夫か?など、いくつかの疑問点はあるものの、なにしろ開始から1週間というサービスでもある(バージョンも「0.01 beta」)。それらの点は今後に期待といったところか。

ちなみにこのサービス、現時点ではWindows Mobile用のブラウザにはまだ対応していない模様で、私が持っている端末にインストールしてあるNetfront3.5(コンセプト版)ではパソコン向けページが表示されたが、描画の一部が崩れてしまった(メモの作成は可)。最新のOpera9.5ならば表示の崩れはなさそうだが、Willcom 03のような小さな画面では少々無理がありそうだ(現時点では実機がないので未確認)。※8/20追記 Netfront3.5でもログイン画面で「モバイル版」のリンクをクリックしてからログインすれば、iPhoneと同じモバイル版が利用可。こちらは表示自体は問題無い。PC版の表示の乱れはNetfrontの表示品質によるところが大きいようだ。ただモバイル版で編集しようとすると、テキストの右端折り返しが解除されてしまう。これもNetfrontの仕様だろうか?

ところで、Mozillaが提供している「Prism」というアプリを利用すると、Macでもネイティブアプリのように紙copi Netが動くとブログ「紙copi Net Blog」(http://blog.kamicopi.net/)のエントリ(「Prismを使って紙copi Netをクライアントアプリケーションのように使おう - Mac編」)に書かれていたので早速試してみたが、私のiMacG5ではブログの説明のままではうまくいかなかったので、G5でも動いた方法を記しておく。なおPrismの動作にはFirefoxが必要とのことだが、私は最新版(3.0.1)をインストールしている。また、Tiger(10.4.x)やPanther(10.3.x)、Firefox2以前のバージョンなど、他の環境や条件では一切試していないので念のため。

(1)Prismは「Mozilla wiki」内から最新版(prism-0.9.en-US.mac.dmg)ではなく旧版(prism-0.8-mac.dmg)をダウンロードする。最新版はintelのみに対応しており、ユニバーサルバイナリではないからである(https://wiki.mozilla.org/WebRunner#Old_version)。

当初はブログに書かれていたリンク先の「Mozilla Labs」内(http://labs.mozilla.com/projects/prism/)からダウンロードしたのだが、ユニバーサルバイナリでないことに気づかず、ダウンロード後にディスクイメージをマウントしたらPrismのアイコンに禁止マークがついていて、いきなりつまづいた。

(2)設定時のアプリケーション名(Name)はアルファベットのみにした。

0.8をダウンロードしたらPrismが無事インストールできたので、ブログの説明通りに設定してみたのだが、Prism自体は動くが(もちろん紙copiも)、Prismをいったん終了させると、設定時に作られたアイコンから起動させることができない(アイコンに禁止マークがつく)。パッケージ内を見て、どうも2バイト文字がうまく通らないのではないかと思われたので、Prismを再起動し改めてアプリケーション名を「kamicopi」として設定したところ、アイコンには禁止マークもつかず、起動するようになった。もしかしたら他に方法があるのかもしれないが、とりあえず使えれば十分なのでアプリ名はそのままにしてある。ちなみに0.8ではDockにWebアプリのアイコンを作る機能は実装されていない。

(3)アイコンの画像は「情報を見る」を利用して変更する。

PrismにはWebアプリのアイコン画像を指定できる機能があるようだが、これは0.8にはない機能らしい。とはいえ、アイコンはコンテキスト(右クリック)メニューの「情報を見る」を利用すれば簡単に変更できる。ブログ内のアイコンの画像を右クリックし、メニューから紙copiのアイコン画像をコピーしたら、「情報を見る」の左上にあるアイコンを選択して画像をペーストすればよい。
posted by liger-one at 14:27| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac and Windows | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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