2005年02月23日

愛国奴

売国奴という言葉を見ていたら、ふと「愛国奴」という言葉が頭に思い浮かんできた。検索で調べてみたのだが、売国奴と比べるとあまり一般的な用語ではないらしく、わずかにほかの人が使用しているに過ぎなかった。「愛国」という言葉に人をあらわす言葉を組み合わせて使うとしたら、普通は「愛国者」という言葉だろうから、当然かもしれないが。

愛国奴とは、直訳すれば「国を愛する奴隷」ということになるだろうが、今はむしろ普通の人が「愛国奴」ぶりを発揮しているのではないかと思えるのが、なんとも不気味さを感じずにはいられない。

酔っ払いが吐く暴言は、本人はいい気持ちで吐いているのかもしれないが、周囲の人間からすればたまったものではない。「愛国奴」も同じように暴言を吐いているのだが、酔っ払いと違うのは、彼らにとってはそれが「正気」の状態であり、しかも「善意」で主張しているという点である。もっとも同じ「愛国奴」の暴言なら、ナチスドイツを肯定するつもりはさらさらないのだが、私にはナチス軍人・シュトロハイムの「我がドイツの科学力は世界一」(荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険』第二部)という科白のほうがよほど快く聞こえるのだが、なぜだろうか。
posted by liger-one at 20:29| Comment(1) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
さっき皿洗いをしながらふと「愛国奴」という言葉を思いついて検索してみたらここに飛んできました。売国奴という言葉を愛国奴さんに言われると、”なんだかなぁ”という気になりますね。 でわでわ
Posted by skybjn at 2010年02月14日 13:31
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